開発ストーリー
特別な時間を、より良い「あかり」で過ごしてもらいたい。
そんな思いから生まれた「ビューネ」テーブルランプ。
その開発ストーリーを紹介します。
“花を愛でる照明”
ガーデニングが趣味の私は、その花々や葉を摘み、花瓶に挿して部屋に飾っています。
その時々の花があることは、心を優しく豊かにしてくれるものです。
ある小雨の降るどんよりとした休日のことでした。午前中に生けた大振りの百合の花が、
香りはするものの部屋の暗さで実に存在感がなかったのです。
何か目立たせる方法はないか、ネットでフラワーライトを検索するも適当なものは皆無。
私は手近の照明材料で「とりあえずのライト」を作り、その優美な姿に当ててみました。
その時の驚きは、まさに「凄い!」「綺麗!」感動の瞬間だったことをよく覚えています。
この感動がきっかけで、試行錯誤の末フラワーライトが完成したのです。
“新しい用途展開”
来社した友人にフラワーライトを自慢げに見せた時のこと、テーブルランプとしてもこのままで使えるのではと。
レストラン屋外テラス席等で使用されているテーブルランプは、暗くて料理が見にくい、或いは見えないことが多いとのこと。
それを解消できるスペックを充分持っているとのことでした。
私はすぐに調査を開始、満足できるテーブルライトは非常に少ないことが分かりました。
折角の高級レストランでも照明により「料理の見た目」が損なわれており、これは料理の提供者も食べるお客様も実に損をしていると思ったのです。
こうして「ビューネ」テーブルランプは、フラワーライトをカスタマイズすることで生まれたのです。
“存在を感じない”デザインの追求“
テーブルの主役は、お客様と料理。そして周囲の景観が舞台背景と言ったところでしょうか。
今回のフラワーライトやテーブルランプで重要なことは、「光りの質」「携帯性」が主となりまが、「景観に溶け込み存在感を感じさせないフォルムやサイズ感」が何より重要であると気付いたのです。本体をテーブル端に置き、独特の極細のアームで光源をテーブル真上に位置させる。
シンプルモダンなフォルムでありながら、景観に溶け込み主張しないデザインの形を生み出したのです。
“特別な時間を過ごすテーブルライトの役目”
レストランのテラス席での食事は非日常。この時間を過ごすお客様はどのような理由で利用されているのだろう。
記念日、デート、旅行、ご褒美、接待・・・さまざまな理由があるにせよ「特別な時間」であることは確かです。
この「特別な時間のテーブル」で必要なことは、もちろんテーブル上の料理を最高の状態で明るく照らすこと。
また、お客様のプライベート空間を創り上げること。つまりお客様の顔は照らさずテーブルだけを照らし、
他のお客様からは暗くて顔が判別しにくい明るさであることなど。これらが「特別な時間を過ごすテーブルランプの役目」と考えました。
キャンプで“極上の時間”を演出する
暗い中のテーブルや料理、レストランに限ったことではありません。
「ビューネ」テーブルランプは、様々なキャンプスタイル、キャンプシーンでも活躍します。
特に虫の飛来が多いキャンプでは、「ビューネ」の光学特性が力を発揮。
真上からテーブル面だけを照らす範囲照射は、光源の輝点が見えず虫の飛来が極端に少なくなる光学設計でもあるのです。
趣向を凝らした料理やそれを楽しむディナータイム、テーブルの明るさに喜びを感じ、料理の色鮮やかさに感動を覚えることでしょう。
プレスリリース
本製品は特許庁の実用新案(登録第3237567号)を取得しています。
本製品の形状、構造、組み合わせに関する考案は実用新案権により法的に保護されています。